記事公開2020年3月16日現在、新型コロナウィルスの影響により、多くのイベント中止や施設が休止になっており、この【太陽の塔】も休止中です。
公開再開されてから EOS M200 を持って撮影に行って記事を書こうと思っていたのですが、毎日暗い気持ちになりがちでなので・・・間も無く平穏に戻ることを願い、以前にiPhoneで撮影した画像を用いてですがご紹介しようと考えました。
また公開されるようになれば EOS M200 を持って撮影に行きたいと考えています。
皆さんも是非チェックしてくださいね。
大阪のシンボル?日本のシンボル?
関西人の私にとって子どもの頃からそこに居る存在である『太陽の塔』。
1970年大阪万博の時に建てられたもの。
中はどうなっているのだろう?
そもそも、中に入れるものなの?
これまで、そう思われた方も多かったのではないでしょうか?
万博の当時、多くのパビリオンと同様に中に入れたんですよ!
はじめに
1970年の大阪万博終了から50年近く経とうとしている2018年3月より
大改修され見学が可能になりました。
太陽の塔は、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根(長さ(南北)292メートル、幅(東西)108メートル、高さ約40メートル)とともにつくられました。
(撮影:iPhone)
まず『太陽の塔』に近づくためには「自然文化園・日本庭園」に入場する必要があります。
入場料は大人250円です(画像左上チケット)。
『太陽の塔』入館は完全予約制で(700円)、
同時に入館できる人数(重量)が制限されており、少人数(16名)が1グループになり移動します。
各ポイントに担当のガイドさんがおられ、説明をしてくださいます。
予約方法などは以下のサイトをご確認ください。
内部写真撮影可能部分
2018年3月の公開から全て撮影は禁止されていたのですが
同年12月半ばより1階部分のみの撮影が可能になったということで(実は私は2回目の見学だったので前回は撮影不可、今回は部分撮影可能と言うことで喜んで撮影してきましたので)少しですがご紹介いたします。
ここからは塔の内部に入る直前のスペース展示です。
(撮影:iPhone)
塔の真下部分より見上げることができる小窓より。
(撮影:iPhone)
(撮影:iPhone)
(これらの2枚は展示物の一部ですが)デザイン企画中の日付入りデッサンなども数点展示されており、短期集中で製作されたのが伺えます。
地底の太陽
「太陽の塔」は、頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」の3つの顔を持っていますが、
博覧会当時テーマ館の地下展示には「地底の太陽」といわれる顔も展示されていました。
「地底の太陽」は、高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる巨大な展示物であったとされていましたが、博覧会終了後の撤去作業から50年近く経った現在も行方がわからない状態となっています。
行方がわからないとは謎が広がりますが、復刻された第4の顔「地底の太陽」ゾーン前で入館順を待ちます。
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この動画のもの含む3パターンそれぞれ約2分間あります。
いよいよ内部へ
ここから50年を経て復活した『太陽の塔』内部へ。
1階部分のみ撮影可能の理由は、ここからひたすら階段を登って塔の腕の部分まで上がります。落下物が無いようにと撮影禁止されています。
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ここで聴こえてくる音楽は当時のもので
黛敏郎氏の作曲「生命の樹テーマ曲:生命の賛歌」とのこと。
基本、階段を上ることになりますが、前もって申請しておけば車椅子の方や歩行困難な方・小さいお子様などはエレベーター利用での鑑賞が可能なようです。
車椅子の方、乳幼児(4歳未満)の方はエレベータを利用しての鑑賞となります。また、歩行が困難な方、体力に自信のない方もエレベータのご利用が可能です。エレベータ利用は各予約枠(30分)で3組(1組9名様まで)のご予約が可能です。
さいごに
ただただ「圧巻」・・・
50年前にこの世界観をこの空間に作り上げていたという事実にも感動し、
更に今、こうして私たちにもう一度感動を与えてくれるために
50年間そのままにしていたものを大改修するのは相当大変だったと感じました。
その改修の様子も降りて来る際に写真展示されています。
この公開がいつまで続くのかわかりませんが、また機会あれば行きたいと思います。
子どもの頃から馴染みのある『太陽の塔』ですので・・・。
興味ある方は是非是非足を運んで体験してみてください。
芸術は爆発だ!!
改修前に公開されたという時事通信社の動画を見つけました。
これを見てから行かれるとまた 感動も深まるのではないでしょうか!
生命の賛歌の曲(アナログ)も見つけました。
アクセス
大阪モノレール「万博記念公園駅」下車
(撮影:iPhone)
(撮影:iPhone)
ガンバ大阪のホームスタジアムがあるので、この通りガンバ応援ムードでお迎えされます。
(撮影:iPhone)
駅からすぐのところには現在ららぽーとEXPOCITYがあり、週末になると多くの人で賑わっています。